2016年12月24日土曜日

上善明寺「大晦日 除夜の鐘」 /  「修正会(初詣)」 ご案内


◆開催日時  

大晦日 除夜の鐘 
 2016年12月31日 午後11時30分~
*「年越しそば」を用意し、皆さまのご参詣をお待ちしております。

修正会(初詣)
 2017年1月1日(元日) 午前0時30分~
寺宝「三光石」特別公開


上善明寺 洪鐘(梵鐘)
大晦日(12月31日)の夜から新しい年を迎える元旦(1月1日)にかけ108回撞かれる「除夜の鐘」。
上善明寺 洪鐘(梵鐘)は寛永十一年(1634年)に多芸郡直江郷金屋鋳物師により鋳造されました。
多芸郡直江郷金屋は戦国時代活躍した鋳物師の村でしたが、関ヶ原の役後、多芸郡直江郷金屋から大野町野村に移住し、鋳造された鐘が残されています。
上善明寺洪鐘は乳頭の配列は五段四列に配置され、他に見る事のない貴重な洪鐘であります。
また、日中戦争から太平洋戦争にかけ、多くの寺院の洪鐘は、金属類回収令により仏具供出されましたが、古く歴史ある洪鐘である為、仏具供出を免れ現在揖斐川町の重要文化財に指定されています。

現在残る、多芸郡直江郷金屋 鋳物師による洪鐘
•元和三年 (1617年)大野町公郷  仏照寺
•寛永十一年(1634年)揖斐川町房島 房島御坊 上善明寺
•寛永十八年(1641年)揖斐川町谷汲 両界山横蔵寺
•慶安三年 (1650年)揖斐川町谷汲 谷汲山華厳寺

大晦日の夜(12月31日 23時30分~)、ご参詣の皆さまとともに108の除夜の鐘を撞ち、新年をお迎えします。
また、茶所にて同朋会の方々とともに「年越しそば」を用意し、皆さまのご参詣をお待ちしております。

2016年12月1日木曜日

榎本栄一氏のことば


人も草木も虫も
 
 同じものは一つもない
 
おなじでなくて
 
みな光る
 

                                                                         仏教詩人 榎本栄一
 

2016年11月6日日曜日

冬 小学2年生『生活ノート』より


べんきょうをしていた。
 
さむかった。

すこしの間、でんきスタンドのでんきゅうにさわった。
 
ああ。

あったかくていい気もち。
 
だんだんと冬がちかづいてきた。

おちばも
 
きいろや赤にそまっている

                             詩集『金魚』より

2016年10月15日土曜日

11月2・3・4日 上善明寺 報恩講 並 住職襲職式


恩を報じ 徳を謝せよ
 
Respond in gratitude to the Buddha's benevolence and be grateful
for his power of compassion.
 
◆開催日時  2016年11月2(水)・3日(木)【文化の日】・4日(金)
 
【画像をクリックすると大きく表示されます】
 
◆ご法話    2日(水)       勅使英照師 正休寺(海津市平田町)住職

         3日(木)【祝日】   梛野明仁師 本澄寺(愛知県西尾市)住職
                            スーパー絵解き座 座長
 
         4日(金)       飯山 等師 西向寺(揖斐川町西津汲)住職
                             京都大谷中学高等学校 学校長

2016年10月7日金曜日

宮城顗先生のことば

 
言葉に迷い
 
言葉に傷つき 
 
同時に言葉で目覚める
 
                      宮城顗

2016年9月26日月曜日

うそ 小学3年生『生活ノート』より


人間はみんな

なぜ うそをつくのですか。

わたしは十ぺんいじょう ついたことがあります。

でも なかなかいい気もちになれません。

これも 神様や仏さまがやらせたのかもしれないです。
詩集『金魚』より

2016年9月12日月曜日

9月22・23日 午後1時30分~ 上善明寺「秋季彼岸永代経」ご案内


お彼岸は春・秋(中日・春は春分の日、秋は秋分の日)二度の大切な仏教行事であります。
春のお彼岸は、草木の新しいいのち芽吹く季節であります「自然をたたえ生物を慈しむ日」。
 

また、秋のお彼岸には多くの草木が紅葉し葉を落とす様に「先祖を敬い、亡くなった方を偲ぶ日」として大切にお勤めされてきました。生から死・死から生へと移り変る自然の「いのち」の営みから、私と照らし見つめ直す大切なお参りであります。皆様の御参詣をお待ちしております。

◆開催日時  2015年9月22(秋分の日) ・ 23日
          午後1時30分より

◆ご法話    22日(秋分の日) 譲西賢先生 慶圓寺(神戸町落合)住職、岐阜聖徳学園大学教授
 
          23日         稲岡智賢師 了圓寺(海津市南濃町)住職、同朋大学非常勤講師


2016年9月1日木曜日

「同朋会館」日めくり法語より


昔は何もなかったが
 
何かがあった 
 
今は何でもあるが
 
何かがない 

 

                      「同朋会館」 日めくり法語より

2016年8月15日月曜日

「歌よ、平和につながって」 俵万智


 
沖縄の人は先祖をすごく敬う。
 
いま自分がいるのは何百年前の先祖がいたからだと。
 
だから、何百年先の子孫のことも考えられる。
 
今の日本の政治家に最も欠けた発想ではないでしょうか。
 
核なき世界へ 被爆国から2013 『歌よ、平和につながって』  より
 
俵万智さんは「政治家」と書いていますが「わたし」の事でないかと気づかされハッとします。
 

終戦71年

昭和19年(太平洋戦争中) 名古屋市 古新国民学校より上善明寺へ学童集団疎開された教師・児童の方々
 

2016年8月5日金曜日

8月15・16日 両日 午後1時30分~ 上善明寺「孟蘭盆会(お盆)須弥壇納骨法要」 /  「夏の御文拝読」ご案内


「孟蘭盆会(お盆)・須彌壇納骨法要」
 ◆ 開催日時  2016年8月15(月) 午後1時30分より

一般には、「お盆」と言われ(正しくは梵語の「ウランバーナ」を音写したもので「逆さに吊されたような苦しみ」を除くという意味)ご先祖をはじめ亡き方々を偲ぶ大切な仏教行事の一つであります。
「盂蘭盆」の起源は古く、お釈迦さま在世の時代までさかのぼります。『仏説盂蘭盆経』の中には、お釈迦さま十大弟子の一人「神通第一」といわれた目連尊者の亡き母が餓鬼道におち苦しみから救う為、多くの人々に食べ物・飲み物をはじめ百味のいろいろなものを供え施し、こころから供養し、その功徳により亡き母をはじめご先祖が苦しみから救われ、今生きている我々も幸せで浄らかな豊かなこころが養われたことが説かれています。(お盆には多くのお供えをするのはその名残なのでしょう)
先祖を尊ぶこころは自分自身を大切にするこころと通じます。
是非、ご家族皆様にてのお参りをお待ちしております。


「夏の御文拝読」
 ◆ 開催日時  2016年8月16(火) 午後1時30分より

夏の御文(げのおふみ)は真宗中興の祖 蓮如上人(1415-1499)が亡くなられる前年(明応七年 1498年)に書き遺された五帖の御文とは別の4通の特別な『御文』であります。信心の大切さを伝える「夏の御文」を拝読いたします。
皆さまのお参りをお待ちしております。

2016年7月23日土曜日

8月2日 上善明寺「暁天講座」午前5時30分~  /  「婦人会研修会」午後1時30分~ ご案内

暁天講座を迎えるにあたり同朋会の方々が中心となり清掃奉仕(7月23日)していただきました
◆開催日  2016年8月2(火)◆

「暁天講座」
  午前5時30分より

御法縁に遇う事がなかなかできず忙しい時代、出勤前等に自分と向き合う良き一日にして頂きたく早朝5時半より、暁天講座を開催いたします。
是非、早朝のこころの癒やす講座へご参加ください。皆様のお越しをこころよりお待ちしております。


「婦人会研修会」
  午後1時30分より
悩み多き時代、岐阜聖徳学園大学 教育学部教授であり、教育相談 ・心理査定・カウンセラー等をされる譲西賢先生をお迎えし研修会を開催いたします。
現代社会の問題、家庭の問題等、一人ひとりの糸口となるお話をしていただきます。多くの方々のご参加をお待ちしております。

2016年7月12日火曜日

7月21日~8月4日 上善明寺「日曜学校」開校のご案内


★日 時  朝7時30分より  ~ 8時10分頃まで
           7月 21・22・23・24・25・26・27・28・29[夏祭り]・30・31日
       8月 1[京都日帰り旅行]・2[助音]・3・4日[終了式]

★持ち物  お経(正信偈)の本 (赤本 300円 青本 100円[2冊とも必要!])
        念珠・筆記用具・新しい「ぞうきん」1枚

★行 事  7月29日(金) 午後3時半より  「上善明寺 夏祭り」
                   (チケット 【一枚 200円】 400円分のお買い物)
                   【21日~29日まで休まず出席された方、チケット1枚プレゼント】
        8月 1日(月) 京都日帰り旅行 「夏休み同朋子供の集い」 
                     (東本願寺 + 京都 太秦映画村)
                        参加費 4、000円(入場料+昼食を含む)対象者 4・5・6年生
        8月 2日(火) 午後1時半より 本堂にて「婦人会研修会」の助音に!(助音参加記念品あり)
        8月 4日(木) 午前7時30分より 「終了式」

[保護者様へ お願い]
●交通安全には十分気をつけるようご指導ください。
 自転車の方は《門前へ自転車を駐輪ください》
 自動車にて送迎される時は【本堂裏駐車場】へ送迎お願いします。
●不審者には十分気をつけるようご指導ください。
●日曜学校にて使用するお経の本(赤本300円・青本100円 2冊とも使用します)
 お持ちでない方はご購入お願いします。
●各自 新しい【ぞうきん】を一枚お持たせ下さい! 本堂清掃をおこないます。
●上善明寺「夏祭り」(くじ引き・ボールすくい等)をおこないます。
 チケット【一枚につき200円】(一枚200円にて400円分のお買い物が出来ます)を販売します。
 購入枚数に応じチケット代をお子さんにお持たせください!(何枚でも購入可能)
●7月29日 午後3時30分より 「夏祭り」を行います。
 ご都合のよい方、3時よりお手伝いお願いいたします。
 (お手伝いいただけた方へ、チケットを1枚プレゼントいたします)
●8月2日 午後1時半より 婦人会研修助音
 講師に岐阜聖徳大学教授であり高校・大学等にてスクールカウンセラーをされています譲西賢先生をお迎
 えいたします。皆様のお参りをお待ちしております。
 真宗大谷派 上善明寺  ℡22-0571

2016年7月5日火曜日

いやが2(ツー) 小学3年生『生活ノート』より



今日、いままでのことをおもい出してみました。
 
わたしは、なにもいいことをしていないなと思いました。
 
でも、わるいことはたくさんしていると思いました。
 
本当に「地ごく」があったらいやです。
 
詩集『金魚』より


2016年7月2日土曜日

7月17・18日 上善明寺「夏季永代経」ご案内

ブルーベリーがもうすぐ食べごろを迎えます
夏季永代経
永代経といいますと、「永代経というお経があるの?」「先祖への追善供養のお経?」と尋ねられる事があります。永代経とは、御先祖の方が先頭となり家庭の中心にお内仏(仏壇)を安置し、私のところまで、阿弥陀様・親鸞聖人等の教え伝えてくださった喜びと、未来永代へ渡り子や孫へと伝えていくとの願いのお参りであります。皆様の御参詣をお待ちしております。

◆開催日時  2016年7月17日(日) ・ 18日(月 休日 海の日
           午後1時30分より

◆ご法話    7月17日(日)
          竹中照真 師 真宗大谷派 淨誓寺(神戸町更屋敷)住職

           7月18日(月 休日)
          林憲淳 師 真宗大谷派 寶光浄寺(垂井町表佐)住職

2016年7月18日「夏季永代経」
 
東若松・西若松 ご門徒様
夏季永代経法要を勤めるにあたり、仏具のお磨き、清掃(7月10日)、また、当日にはお取り持ちを頂きありがとうございました。

 

2016年6月15日水曜日

『まちがったっていいじゃないか』  森 毅著より

撮影:廣瀬真樹
自分は、自分のようにしか生きられない。そして、本当にそのように生きているのは、おもしろい。他人よりもまず、自分が自分をよく見ることができれば、自分にとっておもしろい。そして、これがぼくの一番楽観的なところかもしれないが、本当に自分を楽しんでおもしろく生きている人は、他人が見てもおもしろい。そして、他人だって、おもしろいからには、きみを好ましく思ってくれるはずだ。
                               -中略-

他人から低く見られているとしても、その自分を出して、自分にしかないタイプで進んだほうが、自分の才能はよりよく開花する。自分自身の容姿の特性を生かしてくらしたほうが、より美しくなれる。自分の性格をかくすことなく他人とつきあったほうが、他人がきみをもっと認めてくれるようになる。
『まちがったっていいじゃないか』自分は自分だからよい より

2016年6月5日日曜日

人間(2) 小学4年生『生活ノート』より


先生、人間って、いろいろあります。

バカな人や、天才な人。

アホな人や、ふつうの人。

どうしていろいろな人がいるか、わかりますか?

それは、

仏さまがたいくつしないためです。
詩集『金魚』より
 
 

2016年5月25日水曜日

キース・ニューステッド作 Automata "A Brassy Mermaid"


キース・ニューステッドさん(Keith Newstead)が1996年に制作したオートマタ

"A Brassy Mermaid" (真鍮の人魚)
                                  ©Keith Newstead

多くの部品が真ちゅうで制作されピカピカに輝いていた人魚も年月とともに赤茶け趣が感じられる作品になってきました。
この人魚をみていると、学生時代に観たロン・ハワード監督の人魚と青年が恋をするロマンティック・ファンタジー映画を思い出します。
ロマンティック・ファンタジーなのですが、どこか人魚の姿を通し孤独で寂しげな私たちの心の奥底に感じる不安さを写しているように見えます。


「我、今、帰するところ無く、孤独にして同伴無し。」
『往生要集』源信僧都(942-1017)
 
この言葉は、最も厭(いと)うべき世界として説かれる「阿鼻(あび)地獄」に出てくるものです。「阿鼻」とは、「無間」という意味ですが、絶え間なく苦しみを受けなければならないという、地獄でも最下底に位置する世界です。ここの住人は、他の地獄の住人があたかも天での生活を楽しんでいるかのようにさえ見えると言います。冒頭の言葉は、この「阿鼻地獄」に堕ちていくときに、罪人が泣き叫びながら詠む詩とされています。

私は今、もはや帰るべき場所もない。たった一人で、友も無く、地獄に堕ちていくのです。

地獄とは、自らの欲望ばかりを優先させて生きてきた者が堕ちていく世界です。他者を傷つけても痛みを感じることが無い者が、終には堕ちていく世界です。人間は元来、多くのものと共に在り、支え合いながら生きています。しかし、このような当たり前のことを無視し、共に在ることを見失った者は、一人、孤独の世界に堕ちていかなければなりません。友も無く、永遠の孤独に満ちた世界で、長い長い地獄の苦しみを背負っていかなければならないのです。
『往生要集』に説かれる地獄の凄惨な様子は、読む者を底知れない恐怖に陥れていきます。地獄を、自分とは別の世界として客観視できない気分になってしまいます。それは、地獄が、実は私たちの世界の穢れたあり様の行く末を映し出す鏡となっているからです。時には、自分自身の日頃の生き方を反省的に照らし出し、深い恐怖に覆われてしまうこともあります。
『往生要集』は、実はそのような効果を狙った書物です。源信はそれによって、穢れた世界を離れ、浄らかな世界を求めるよう、多くの人々に説いてきたのです。
                                                  大谷大学「きょうのことば」より
 



2016年5月5日木曜日

詩集『金魚』 あとがき

 
長女はもうじき13歳、一番下の娘は一歳と3カ月。四人の子を育てさせてもらって、本当にいただくものの多かったことを思わされます。

 子どもたちの自由自在な、やること、言うことは、自分がいかにワンパターンでおていさい屋であるかということを思い知らせてくれます。

 「お母さんたちって、おせじばかり言い合ってるね」と言わたときも「そういうつもりじゃなかったけれど、そのとうりだなあ」と襟を正された気持でした。

 長女が小学校六年間に書いた毎日の『生活ノート』(連絡帳)はもう二十冊ほどになります。その中で、子どもといえどもおとなが引きつけられるような深い考え方やスッキリした考え方をしていたり、表現がユニークでおもしろかったりするので、選んではノートに写しておりました。

 家庭内のことをあからさまにするようで気が引けるのですが、一部の有縁の方々にだけでも、一緒に読んでいただきたい気がいたしましたので、長女の小学校卒業を機にまとめてみました。もちろん娘の許可はとってあります。
一九八九年(平成元年)三月 村上美佐尾

詩集『金魚』より

2016年4月20日水曜日

「散歩」 谷川俊太郎

 
やめたいと思うのにやめられない

泥水をかき回すように

何度も何度も心をかき回して

濁りきった心をかかえて部屋を出た

 
山に雪が残っていた 

空に太陽が輝いていた

電線に鳥がとまっていた

道に犬を散歩させる人がいた

 
いつもの景色を眺めて歩いた

泥がだんだん沈殿していって

心は少しずつ透き通ってきて

世界がはっきり見えてきて

 
その美しさにびっくりする
谷川 俊太郎  『こころ』より

2016年4月8日金曜日

おしゃかさま 小学4年生『生活ノート』より


おしゃかさまの生まれた日
 
しっていますか?
 
わたしはしっています
 
四月八日です
 
インドでお生まれになりました
 
だからといって
 
四月八日に生まれた人は
 
りこう、天才ではありません
詩集『金魚』より
 
「仏伝図 釈迦誕生」 【ガンダーラ出土 紀元3世紀】
「わたしは愚かである」と認められる者こそ、賢者である。逆に「自分は賢者である」と思っている者こそ、愚者と呼ぶにふさわしい。
 『法句経』仏陀(Buddha)

2016年3月24日木曜日

ねむたい日 小学6年生『生活ノート』より



ねむたい日も
 
たまにはあるものだ
 
わたしは
 
そのたまにが
 
今です

詩集『金魚』より

2016年3月8日火曜日

3月20・21日 上善明寺「春季彼岸永代経」  【20日「初参式」】ご案内

 春季彼岸永代経

《彼岸会》
お彼岸は春・秋(中日・春は春分の日、秋は秋分の日)二度の大切な仏教行事であります。
春のお彼岸は、草木の新しいいのち芽吹く季節であります「自然をたたえ生物を慈しむ日」。
また、秋のお彼岸には多くの草木が紅葉し葉を落とす様に「先祖を敬い、亡くなった方を偲ぶ日」として大切にお勤めされてきました。生から死・死から生へと移り変る自然の「いのち」の営みから、私と照らし見つめ直す大切なお参りであります。
皆様の御参詣をお待ちしております。

◆開催日時  2016年3月20日(土) ・ 21日(日)
           午後1時30分より

◆ご法話    3月20日(土)
          稲岡智賢 師 真宗大谷派 了圓寺(海津市南濃町)住職、同朋大学非常勤講師

           3月21日(日)
          興法可帰彌 師 真宗大谷派住職

2016年2月28日日曜日

動物園に行く 谷川俊太郎 『香月泰男のおもちゃ箱』より

 
象は自分が大きすぎるとは
 
思ってない
 
ペンギンは自分が飛べないのを
 
嘆かない
 
ヒトだけだ
 
不平に不満に不安に不幸
 
自分を不の字で飾りたてるのは
 
 
だが生きとして生けるものの
 
それぞれの姿が
 
それぞれに美しいと
 
知っている人は
 
畏れとともに
 
喜びとともに
 
神のわざを
 
真似る
 
詩 谷川俊太郎

2016年2月10日水曜日

上善明寺「婦人会報恩講」2月27日 /  「前年命終者追悼会」2月28日 のご案内


婦人会報恩講

婦人会報恩講には「女性」が中心となり助音につき、お勤めをいたします。 お参りは、女性限定ではありませんので、男性・女性ともに多くの方々お参りをお待ちしております。

◆開催日時  2016年2月27(土)
          午後1時30分より
◆ご法話    五辻文昭 師  真宗大谷派 本浄寺(大垣市築捨町)住職

2016年2月28日「婦人会報恩講」 

前年命終者追悼会

昨年度、亡くなられた善明寺御門徒の御遺族さまへご案内し、多くのご遺族方・お参りの方々と共に御本尊「阿弥陀様」の前にて合掌礼拝し亡き人をお偲びいたします。

◆開催日時  2016年2月28(日)
          午後1時30分より
◆ご法話    林憲淳 師  真宗大谷派 寶光浄寺(垂井町表佐)住職


2016年2月28日「前年命終者追悼会」

2016年1月30日土曜日

いやなことばかり 小学2年生『生活ノート』より



みんな 夜になると

「ねるのいや」という。

朝になると

「おきるのいや」という。

夜と朝と いやなことが二つある。

わたしもそうだけど。
詩集『金魚』より

2016年1月20日水曜日

マット・スミス作  Automata "The Scarab Wrappe"

 
ペーパークラフトとしてポール・スプーナー氏が制作したものを、マット・スミス氏が再設計し 1998年

"The Scarab Wrappe"(スカラベの包装)  
©Paul Spooner & Matt Smith
 
と題し製作されたアヌビス【Anubis】シリーズの一点です。
  (シリーズといってよいか解りませんがアヌビスをモチーフに多くの作品を制作しています。)

このオートマタは、古代エジプトの壁画に登場するミイラ作りの神アヌビスが両手でピラミッドを持ち上げ、持ち上げる度、再生復活の聖なる甲虫スカラベ(糞コロガシ)をミイラに仕上げます。


古代エジプトにおいてスカラベが転がす球は、東から昇り西へ沈む太陽を表し、また、その中に卵を産み付けやがて新たな命が誕生する再生復活の象徴でもあります。

そういった事から、このオートマタはいのちの再生復活を願う古代エジプトの宗教を象ったものかもしれません。

しかし、
終ることのない永遠のいのち
を得る事が出来たならそれからの人生は「明日でいいか、今度でいいか」「ああなったらいい、こうなったらいい」・・・と、ただダラダラと空しく過ぎるいのちを生きていくように思えます。

限りあるいのちを頂く我々に、空しく過ぎることの無い「ここに居ることの意味」「今を生きるとは」と、自己の歩みや、いまの生き方そのものを問うているように見えます。

三蔵流支授浄教
焚焼仙経帰楽邦 
                          『正信念仏偈』

2016年1月10日日曜日

アメリカのお土産


OUR
Family
is like the
BRANCHES of a tree.
We may grow in
different directions, yet our
roots  remain as one.

 
generations of love
 
恥ずかしがり屋の日本人にはちょっぴり照れくさく伝えられないことば(詩)ですが、「家族は木の枝のようにそれぞれ成長しいろいろな方向へと進むけど根元はおなじくひとつ。」こんな意味なのかな?
ことばの横に添えられた木の絵のように皆が「ただいま」「おかえり」と帰る場所でありたいと。
 
 思い出のお土産を、家族が集う居間に飾らせていただいています。

2016年1月1日金曜日

謹賀新年

昨年はお世話になりました。
本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。