2016年5月5日木曜日

詩集『金魚』 あとがき

 
長女はもうじき13歳、一番下の娘は一歳と3カ月。四人の子を育てさせてもらって、本当にいただくものの多かったことを思わされます。

 子どもたちの自由自在な、やること、言うことは、自分がいかにワンパターンでおていさい屋であるかということを思い知らせてくれます。

 「お母さんたちって、おせじばかり言い合ってるね」と言わたときも「そういうつもりじゃなかったけれど、そのとうりだなあ」と襟を正された気持でした。

 長女が小学校六年間に書いた毎日の『生活ノート』(連絡帳)はもう二十冊ほどになります。その中で、子どもといえどもおとなが引きつけられるような深い考え方やスッキリした考え方をしていたり、表現がユニークでおもしろかったりするので、選んではノートに写しておりました。

 家庭内のことをあからさまにするようで気が引けるのですが、一部の有縁の方々にだけでも、一緒に読んでいただきたい気がいたしましたので、長女の小学校卒業を機にまとめてみました。もちろん娘の許可はとってあります。
一九八九年(平成元年)三月 村上美佐尾

詩集『金魚』より

2016年4月20日水曜日

「散歩」 谷川俊太郎

 
やめたいと思うのにやめられない

泥水をかき回すように

何度も何度も心をかき回して

濁りきった心をかかえて部屋を出た

 
山に雪が残っていた 

空に太陽が輝いていた

電線に鳥がとまっていた

道に犬を散歩させる人がいた

 
いつもの景色を眺めて歩いた

泥がだんだん沈殿していって

心は少しずつ透き通ってきて

世界がはっきり見えてきて

 
その美しさにびっくりする
谷川 俊太郎  『こころ』より

2016年4月8日金曜日

おしゃかさま 小学4年生『生活ノート』より


おしゃかさまの生まれた日
 
しっていますか?
 
わたしはしっています
 
四月八日です
 
インドでお生まれになりました
 
だからといって
 
四月八日に生まれた人は
 
りこう、天才ではありません
詩集『金魚』より
 
「仏伝図 釈迦誕生」 【ガンダーラ出土 紀元3世紀】
「わたしは愚かである」と認められる者こそ、賢者である。逆に「自分は賢者である」と思っている者こそ、愚者と呼ぶにふさわしい。
 『法句経』仏陀(Buddha)

2016年3月24日木曜日

ねむたい日 小学6年生『生活ノート』より



ねむたい日も
 
たまにはあるものだ
 
わたしは
 
そのたまにが
 
今です

詩集『金魚』より

2016年3月8日火曜日

3月20・21日 上善明寺「春季彼岸永代経」  【20日「初参式」】ご案内

 春季彼岸永代経

《彼岸会》
お彼岸は春・秋(中日・春は春分の日、秋は秋分の日)二度の大切な仏教行事であります。
春のお彼岸は、草木の新しいいのち芽吹く季節であります「自然をたたえ生物を慈しむ日」。
また、秋のお彼岸には多くの草木が紅葉し葉を落とす様に「先祖を敬い、亡くなった方を偲ぶ日」として大切にお勤めされてきました。生から死・死から生へと移り変る自然の「いのち」の営みから、私と照らし見つめ直す大切なお参りであります。
皆様の御参詣をお待ちしております。

◆開催日時  2016年3月20日(土) ・ 21日(日)
           午後1時30分より

◆ご法話    3月20日(土)
          稲岡智賢 師 真宗大谷派 了圓寺(海津市南濃町)住職、同朋大学非常勤講師

           3月21日(日)
          興法可帰彌 師 真宗大谷派住職

2016年2月28日日曜日

動物園に行く 谷川俊太郎 『香月泰男のおもちゃ箱』より

 
象は自分が大きすぎるとは
 
思ってない
 
ペンギンは自分が飛べないのを
 
嘆かない
 
ヒトだけだ
 
不平に不満に不安に不幸
 
自分を不の字で飾りたてるのは
 
 
だが生きとして生けるものの
 
それぞれの姿が
 
それぞれに美しいと
 
知っている人は
 
畏れとともに
 
喜びとともに
 
神のわざを
 
真似る
 
詩 谷川俊太郎

2016年2月10日水曜日

上善明寺「婦人会報恩講」2月27日 /  「前年命終者追悼会」2月28日 のご案内


婦人会報恩講

婦人会報恩講には「女性」が中心となり助音につき、お勤めをいたします。 お参りは、女性限定ではありませんので、男性・女性ともに多くの方々お参りをお待ちしております。

◆開催日時  2016年2月27(土)
          午後1時30分より
◆ご法話    五辻文昭 師  真宗大谷派 本浄寺(大垣市築捨町)住職

2016年2月28日「婦人会報恩講」 

前年命終者追悼会

昨年度、亡くなられた善明寺御門徒の御遺族さまへご案内し、多くのご遺族方・お参りの方々と共に御本尊「阿弥陀様」の前にて合掌礼拝し亡き人をお偲びいたします。

◆開催日時  2016年2月28(日)
          午後1時30分より
◆ご法話    林憲淳 師  真宗大谷派 寶光浄寺(垂井町表佐)住職


2016年2月28日「前年命終者追悼会」